山口県柳井の伝統玩具「金魚ちょうちん」製作者が提案
「コロナ禍で観光土産は需要なし。何か喜んでもらえるもので地域・会社にも貢献したい。」
あさひ製菓株式会社(山口県柳井市、代表取締役社長:坪野恒幸)が運営する和洋菓子専門店「果子乃季」のインターネット店で、「疫病退散!アマビエちょうちん」が数量限定で販売されています。
山口県柳井の夏の風物詩でもある「金魚ちょうちん」を元に、疫病退散のご利益があるとされる「アマビエ」をモチーフとして作った可愛らしいちょうちんです。
-
-
「金魚ちょうちん」は1870年頃から山口県柳井市で作られ、愛されている民芸品。古来より、幸福を呼ぶとされてきた金魚を象り、ひとつひとつ手作業で作られます。
例年、夏になると、柳井の白壁の町並みの軒先に、灯りをともした金魚ちょうちんがずらりと吊るされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
また、「アマビエ」とは、江戸時代から伝わる妖怪で、「疫病が流行したら、私の姿を書き写した絵を人々に早々に見せよ。」と告げて海の中へ帰っていったと言い伝えられ、疫病退散のご利益があるとされています。
アマビエちょうちんの開発・インターネット店での販売を提案したのは「金魚ちょうちん」製作者
弊社で製作した「金魚ちょうちん」は、通常「果子乃季総本店」や、柳井市の白壁の町並みの中にある観光土産店「きじや」で販売をしています。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、柳井への観光客は減少。金魚ちょうちんの需要も少なくなったため、製作はストップせざるを得ない状況になっています。
金魚ちょうちんの製作を担当していた倉嶋が「何か出来ることを探さなくては。」と思いついたのが「アマビエデザインの金魚ちょうちん」です。
「コロナ禍の今、アマビエのデザインなら多くの方に喜んでいただけるし、インターネットを通じて販売することで、観光客が減少している地元“柳井”のことを全国の人に知っていただく機会にもなる。」そんな思いで開発に取り掛かり、完成までに試作した「アマビエちょうちん」は10パターンにも及ぶそう。
-
-
「1番こだわったのは、アマビエのうろこの部分。うろこが光っているように感じたので、それを表現したくて、アマビエちょうちんのお腹の部分に水色の模様を施しました。また、江戸時代から伝わる絵によると、アマビエの足は3本。金魚ちょうちんの尾びれは元々3つに分かれているので、これをアマビエの足に見立ててギザギザにアレンジしました。さらに、アマビエの絵では目はひし形ですが、これだとちょっと不気味なちょうちんになってしまうので、金魚ちょうちんのまん丸な目を少しアレンジして可愛らしい印象に仕上げています。一生懸命考えて、何度も試作を重ね、やっと完成した「アマビエちょうちん」。ひとつひとつ丁寧に作った作品が全国の皆様のところに届いて、喜んでいただけたら嬉しいです。」と倉嶋。
今もなお続く新型コロナウイルス感染症拡大の一刻も早い収束を願って、可愛らしい「アマビエちょうちん」を飾り、柳井の風情を少しでも感じていただきながら、心穏やかな日々を過ごし、みんなで難局を乗り越えていけますように。
「疫病退散!アマビエちょうちん」は果子乃季の楽天市場店、yahoo!店で購入可能。
【全長】約18cm×【高さ】約12cm・1,850円(税込・送料別)
【果子乃季 楽天市場店】
https://item.rakuten.co.jp/kasinoki/amabielantern/
【果子乃季 yahoo!店】
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kasinoki/amabielantern.html
また、柳井の伝統玩具「金魚ちょうちん」も同様にインターネット店で購入可能。
大サイズ【全長】約40cm×【高さ】約15cm・2,350円(税込・送料別)
中サイズ【全長】約28cm×【高さ】約12cm・1,650円(税込・送料別)
小サイズ【全長】約16cm×【高さ】約6.5cm・1,450円(税込・送料別)
【果子乃季 楽天市場店】
https://item.rakuten.co.jp/kasinoki/c/0000000320/
【果子乃季 yahoo!店】
(大)https://store.shopping.yahoo.co.jp/kasinoki/840-3.html
(中)https://store.shopping.yahoo.co.jp/kasinoki/840-2.html
(小)https://store.shopping.yahoo.co.jp/kasinoki/840-1.html