(2023/6/22更新)

6月23日〜25日はいよいよ「あじさい祭」メインイベント開催です。
あじさいも綺麗に色づいております。ぜひお越しください。


(2023/6/19撮影)
(2023/6/19撮影)
(2023/6/19撮影)
(2023/6/19撮影)

あじさい園は毎年毎年景色が変わり、何度来ても新鮮に楽しんでいただけます。
20年以上をかけて、山口県内最大級となる「あじさい園」を育ててきた、あさひ製菓の会長 坪野功 に、あじさいのことや、あじさい園の見所を教えてもらいました!
ぜひ、チェックしてからあじさい園にお越しくださいね。散策が、いつもよりちょっと面白くなるはず!
(2021/5/22撮影)
あじさい園の生存競争!?
あじさいは生存競争が高く、その土地の土に適応したものから葉や茎が大きく成長します。

大きく成長したあじさいが栄養をたくさん取っていくので、お隣のあじさいよりは小さくなってしまいます。
写真では、左手前のあじさいは周りのあじさいに比べて小さくなっています。
同じ時期に植えたものでも、毎年どのあじさいが大きく育つのか楽しみです。
(2020/6/23撮影)
あじさい園の色
あじさいは土壌の酸度で色が決まるといわれています。
土壌がアルカリ性だったら赤色、酸性であれば青色の花が咲きます。雨がたくさん降った年は、土壌が酸性に傾きやすく、あじさいは青色が咲きやすいです。
どのあじさいも、まず白色に咲いて、そこから赤や青に変化します。いろいろな表情を見せてくれるあじさい、どんな色の花が咲くのか、毎年楽しみにしています。
ちなみに赤色のあじさいを咲かせるために灰を撒いて土壌をアルカリ性に整えることもしているんですよ。
(2021/5/22撮影)※写真は「ミカン葉あじさい」
名前もイロイロ!
果子乃季スタッフ丸田的珍しい名前あじさいベスト3
★ミセスクミコ★
作出した方の奥様の名前をあじさいの名前にしたんだとか。どの角度から見ても可愛らしいてまりあじさいで清楚な印象。
★パリジェンヌ★
とっても美しいあじさいを想像されるかと思いますが、その通り!とっても綺麗な赤色のあじさいで、とっても色っぽい素敵なオーラを放っています。
★ミカン葉あじさい★
葉っぱがまるでミカンの葉!茎や葉が大きく成長する割に花はあんまり咲かないんだとか。
全て果子乃季あじさい園にあります!探してみてくださいね!
(2021/5/22撮影)
あじさいのお手入れ
あじさい園は見ごろを終えると、来年もきれいなあじさいを咲かせるために剪定をします。
あじさいの茎を見てみてください。根元が茶色い茎の途中から緑色の茎が生えています。この茶色い部分は昨年より前に育った茎で、緑色の部分が今年育った茎です。
茶色い部分を切り落としてしまうと、来年は花が咲きません。

花を咲かせて大きくしたいあじさいは、緑の茎の部分を切り、 ボリュームを抑えて落ち着かせたいあじさいは茶色の根元の部分から切ってバランスを整えます 。
(2021/5/22撮影)
あじさいの刺し木
あじさいは挿し木で増やしています。
1:元気で大きく育ったあじさいから枝を切って小さな苗をたくさん作ります。
2:水の蒸発を防ぐために葉っぱの上部をカットして、しっかり水あげをします。このとき、茎を斜めに切って、水に触れる面積を大きくすることがポイント。このひと手間が大きく成長にかかわってきます。
3:しっかり水あげ出来たら土にさして完成。
2~3年くらいかけて鉢でしっかり大きい株に育ったら土に植え替えます。